ご挨拶

宮崎大学医学部耳鼻咽喉・頭頚部外科学教室のHPにようこそ
宮崎大学耳鼻咽喉・頭頸部外科教授 東野哲也

 耳鼻咽喉科学は聴覚、平衡覚、嗅覚、味覚、鼻呼吸、摂食と嚥下、発声そして顔面の表情などヒトが質の高い生活(QOL)を送る上で重要な機能を取り扱う診療科です。それらの機能を脅かす感染症、炎症、外傷、先天異常、腫瘍などの病気を治すのが、我々耳鼻咽喉科医の使命ですが、その範囲は急性期から慢性期、新生児から高齢者、そして外科的疾患から内科的疾患まで、幅広い臨床能力が要求されます。学問体系としても、耳科学、聴覚医学、めまい平衡医学、音声言語医学、鼻科学、口腔咽頭学、喉頭科学、気管食道科学、頭頚部外科学など多岐にわたり、学際的にも興味の的は尽きません。専門医取得後はこれらのサブスペシャリティーを極める道もありますし、病院勤務医として得意な外科手技を存分に発揮する道もあります。また、プライマリードクターとして第一線の耳鼻咽喉科診療所開設も可能です。

 当教室は1977年に森満 保教授が開講して以来、一貫して耳科学を主軸とした先進的な臨床や研究を進めて参りました。2012年には付属病院中央診療施設として難聴支援センターが併設され、我が国唯一の聴覚に特化した言語聴覚士の臨床、研究、教育の場として活動しております。聴力改善手術と人工聴覚器、補聴器等による聴覚リハビリを連携したプログラムを提供できることから、当科は我が国有数の耳科手術件数を誇り、県外からも多くの難聴患者さんが受診されます。また、大学病院としてもう一つの重要な役割が頭頸部がん診療です。特に、がんセンターがない本県では、当院が地域がん拠点病院として頭頚部がん診療の中核的な役割を担っております。

 最先端の医療に触れること、地域の中核病院としての専門医療に携わること、そして学際的興味を満たすこと、3拍子揃った研修プログラムを通して、教室員が一丸となって世界に通じる耳鼻咽喉・頭頸部外科のエキスパートを目指しております。医師、研修医、医学生のみならず、聴覚領域に興味のある言語聴覚士の方々にも、ご興味があれば、是非、私どもの門を叩いてみて下さい。おまちしております。

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