先日8月6日に本学よりプレスリリースが行われ、宮崎大学医学部と工学部の研究チーム(渡邉望教授、山下尚人医師、兒玉祥彦医師、盛武浩教授、内山良一教授ら)が共同で取り組んだ、川崎病の初期診断における心エコー検査の有用性に関する新たな研究成果が発表されました。
本研究では、経胸壁心エコー検査を用いて冠動脈壁のエコー輝度を定量的に評価し、川崎病の初期診断に役立つ可能性を示しています。川崎病は小児に発症する原因不明の血管炎であり、冠動脈病変の早期把握は、その後の適切な診療につながる重要な課題です。本研究成果は、非侵襲的で繰り返し実施できる心エコー検査の新たな活用可能性を示すものとして期待されます。
渡邉先生は、本事業の事業推進メンバーとして、心エコーを活用した研究の推進に加え、若手研究者および医療人材の育成にも継続的にご尽力いただいています。今回の研究成果は、本事業が目指す高度医療人材の育成と、地域における循環器診療・研究体制のさらなる発展にも資する取り組みです。
論文タイトル
“Mid–Coronary Artery Wall Echogenicity Can Contribute to the Initial Diagnosis of Kawasaki Disease: Quantitative Measurements by Transthoracic Echocardiography”
掲載誌
Journal of the American Society of Echocardiography
論文はこちらのリンクからご覧いただけます
DOI:10.1016/j.echo.2025.12.013
宮崎大学プレスリリース(2026年8月6日掲載)
川崎病の早期診断に貢献する新たな心エコー評価法
引き続き、臨床研究および本事業のさらなる推進に向けて、関係者一同、誠心誠意取り組んでまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
