宮崎大学HTLV-1/ATL総合診療研究ファシリティーサンプル

ファシリティー長挨拶

森下 和広

宮崎大学医学部機能制御学講座腫瘍生化学分野 教授(兼任)

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HTLV-1/ATL対策宮崎モデルの確立に向けて

宮崎県には成人T細胞白血病(ATL)患者が集積しており、白血病リンパ腫の発症及び死亡者数人口あたり全国平均の2倍、その半数がATLです。また、その発症母体となるHTLV-1キャリアは、宮崎県において全国第3位です。宮崎大学医学部においては過去20年にわたり宮崎県内の一部地域におけるHTLV-1キャリアに対するコホート研究を行ってきたという歴史があり、宮崎コホートスタディとして確立しています。これらの研究を基礎として平成15年度から、宮崎県と宮崎大学は地域共同型結集事業「食の機能を中心としたがん予防基盤技術創出」を行ってきました。この事業においてHTLV-1/ATL発症予防研究開発、ATLのゲノム解析による発症因子の同定と機能解析に関わる研究を行ってきました。さらに続けて平成20年より宮崎県と宮崎大学はJST「ATL発症リスク診断法の開発」事業を行い、ATLの病勢診断、発症前診断法の開発を行ってきています。このようにHTLV-1/ATL患者が集積する宮崎において、これまで基礎研究開発として培ってきたHTLV-1キャリアからの発症予防に対する対策ならびにATLに対する新規治療法の開発を目指し、これからの宮崎におけるHTLV-1/ATL対策についての方向性を定めるために本ファシリティーは発足しました。


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