宮崎県の救急医療
宮崎県は、県土に占める森林面積の割合が76%で九州一であり、山村地域や僻地を数多く抱えています。道路網の整備も不十分で、九州の「陸の孤島」とさえ呼ばれています。一方、県土の東側全域が太平洋に面しており、水難・海難事故は後を絶ちません。このような
地勢的特徴
を踏まえ、救急部は航空自衛隊、海上保安庁、民間航空会社、県警等の協力を得て、ヘリコプターを活用した
広域の患者搬送システム
の確立を最重要課題として取り組んできました(この事業は平成11、12年度の文部科学省国立大学附属病院パイロット事業に採択されました)。
巡視船上での訓練
ヘリコプター内の看護師の医療介助
ドクターヘリを想定した訓練
(ランデブーポイント)
患者搬送訓練(自衛隊のヘリコプター)