宮崎医科大学附属動物実験施設で飼育中のハムスター類

1998.9.11 土屋公幸(前施設専任教官) 

新しい実験動物の素顔「ハムスター類」

 ハムスターを使った寄生虫と宿主との免疫応答の研究の結果、マウスやラットに寄生する糞線虫は、消化管粘膜内に増加する粘膜型肥満細胞に依存して排除されるが、ハムスターでは杯細胞から放出される粘液(ムチン)によって排除されると考えられ(Nawa, Ishikawa, Tsuchiya,et al, 1994)、ハムスター類が新しい実験動物として非常に有用であることが明らかになりました。筆者は平成7,8年度に文部省科学研究費試験研究(B)「発生工学的手法等によるキヌゲネズミ科動物のSPF化研究」(班長は長崎大学医学部佐藤 浩助教授)において「各種ハムスター類の系統維持並びに遺伝・育種学的検討」を分担し研究しました。現在、宮崎医科大学附属動物実験施設において飼育中のハムスター類4属7種について、身体の特徴、繁殖特性、染色体数などについて明らかになったことを報告します。

飼育条件:室温24℃で14時間照明、固形飼料はCE-2、水は200mlの給水瓶で与えています。通常は雌雄各1匹を同居させたまま飼育し、子は生後25-30日で離乳させています。
交配実験:妊娠期間の調査は、雌雄を1カ月間個別に飼育してから1晩同居させ、同居翌日を妊娠0日として出産までの最短日数を調べました。
身体測定:麻酔をかけたハムスターを腹を上にして置き、頭胴長は鼻の先端から尾の先(毛を除く)までの直線の長さをステンレス製物差しで1/10mmまで測り、尾長(尾の付け根から先端までの長さ)を差し引いた値、体重は電子上皿天秤で1/10gまで計測しました。
学名・分布:Musser & Carleton(1993) に従いました。


1. ジャンガリアンハムスター Phodopus campbelli (Thomas, 1905) 
  英名:Djungarian hamster,  
  異名:キャンベルキヌゲネズミ
  分布:ロシア、モンゴル、
    中国#内蒙古・黒竜江省
  身体:頭胴長81.0-93.5mm,
    尾長10.5-13.5mm,  体重22.0-40.5g
  妊娠期間:18±1日
  産児数:1〜7匹、平均3.5頭(131産)
  染色体数:2n=28
  起源:ロシア→遺伝研(1968*)→日生研(1974)→宮医大(1992)  ・・F6
  * 導入された年

 ソ連でこのネズミの染色体を最初に研究したポゴシアンツ博士から、1968年に国立遺伝学研究所細胞遺伝部長の吉田俊秀博士が直接送って貰ったのがわが国に渡来した最初でした。学名を調べるためにソ連の齧歯類の分類の専門書(Vinogradov & Argiopulo, 1968)を調べてみると、ヒメキヌゲネズミPhodopus sungorus には campbelli sungorus という2亜種がいて、カザフスタン東部から南西シベリアにかけて分布する sungorus は冬になるとちょうど北国のユキウサギのように全身純白に毛替わりするが、モンゴルとその周辺に広く分布する campbelli は身体の大きさが sungorusu よりやや小型で、体色は白変しても背面の毛色はそのままであると書いてあり、送られてきたのは campbelli であることがわかりました。最近、ペットとして売られている大半は sungorus ですが、和名がとても混乱しています。それは、現在は別種になっていますが元々は Phodopus sungorus 1種だったからです。そして英名は Dzungarian hamster(ジャンガリアンハムスター)とか Striped hairy-footed hamster(セスジケアシハムスター)で、和名はヒメキヌゲネズミというものでした。ポゴシアンツ博士が P. campbelli の染色体を調査して発表(Pogosiantz & Brujako, 1967)したときの論文に Dzungarian hamster を使いましたので、それ以降、我々は実験動物として campbelli の和名にはジャンガリアンハムスターを使うようになりました。ですから最近導入されたsungorus にはこの頃よく使われるロシアンハムスターを当てたほうが良いと思います。ところが世界哺乳類和名辞典(平凡社,1988)というのがあって、その中では上記のようないきさつを知らない人がかってに和名を作ってしまい、sungorus をヒメキヌゲネズミ、campbelli をキャンベルハムスターとしてしまいました。そしてさらにペットの解説書がこれら両種を取り違えて解説したりするものですから、完全に訳が判らなくなっているのです。小型で背面の黒条が細く、顔は毛が長くて大きく見え、おとなしいのがジャンガリアンハムスターです。身体を横から見ると、頭と腰の高さが同じか腰がやや低くて長方形に見えます。それより顔の毛が短くてなめらかで小さく見え、身体が少し大きく背筋が太くてはっきりしていて、気性の荒いのがロシアンハムスターです。身体を横から見ると頭より腰が高く見えます。後者にはアルビノや毛色の変わったのが沢山市販されています。私がこの両種を交配した限りでは簡単に交雑しますし、その雑種からも子が生まれ(現在はF3が出産している)ていますから、同一種と考えています。


# ヒメキヌゲネズミ属の分布図 (Corbet, 1978 を一部修正)


2. ヒメキヌゲネズミ Phodopus sungorus (Pallas, 1773)
  英名:Striped hairy-footed hamster 
  異名:ロシアンハムスター、セスジケアシハムスター、ジャンガリアンハムスター
  分布:カザフスタン東部 〜シベリア南西部
  身体:頭胴長95.0-103.0mm,
    尾長13.0-14.0, 体重25.0-42.0g 
  妊娠期間:18±1日
  産児数:1〜7匹、平均3.2頭(123産)
  染色体数:2n=28 
  起源:野生色;ポーランド→宮崎医大(1994)・・・・・F6
     アルビノ;ペットショップ→宮崎医大(1995)・・F6


3. ロボロフスキーハムスター Phodopus roborovskii (Satunin, 1903)
  英名:Desert hamster
  異名:サバクキヌゲネズミ 
  分布:ロシア、カザフスタン、モンゴル南西部〜中国黒竜江省
  身体:頭胴長80.0-90.0mm, 尾長0.9-1.1mm, 体重15.0-26.0g
  妊娠期間:18±1日
  産児数:1〜7匹、平均3.2頭(43産)
  染色体数:2n=28
  起源:ポーランド→宮崎医大(1994) ・・・・・・・・・・・・F3

 ロボロフスキーハムスターは、ジャンガリアンハムスターよりわずかに小型の可愛らしいハムスターです。わが国には一番最近になって輸入されたハムスターだと思います。私の所には1994年の春にポーランドから22頭が輸入された内の2番が動物商経由で導入されました。飼育してみると非常に繁殖が悪いもので、そのせいもあってかペットショップでは一番高額なハムスターです。


4. チャイニーズハムスタ- Cricetulus griseus Milne-Edwards, 1867
  英名:Chinese hamster
  異名:モンゴルハムスター
  分布:極東地方(南シベリア〜中国北東部、朝鮮半島)
  身体:頭胴長95.0-115.0mm, 尾長28.5-31.5mm,
      体重26.0-37.8g
  妊娠期間:20±1日
  産児数:1〜7匹、平均4.0頭(86産)
  染色体数:2n=22
  起源:遺伝研→日生研(1974)→宮崎医大(1992) ・・F7

 チャイニーズハムスターは、中国は北京の夜店で売っていたのが元になったと言われています。1959年にアメリカ合衆国から遺伝研に導入されましたが、別々に成獣になった雌雄を交配すると両者の闘争がひどく、特に雌が妊娠するとほとんどの場合雄が食殺されてしまいます。従って交配に使う個体は、あらかじめ離乳時に親の違う雌雄を混合飼育して成獣になったときそのまま交配に使うようにすると食殺が少なくなります。1972年に遺伝研から日生研に移ったチャイニーズハムスターは異なるケージ間での交配でも闘争はほとんどし無くなっていました。1992年に宮崎医科大学附属動物実験施設に日生研から導入された個体は順調に繁殖し現在F7になっています。本種は次のタビキヌゲネズミの亜種とされていますが、染色体核型が類似するほかは、形態が明確に異なっているので私は別種と考えています。


5. タビキヌゲネズミ Cricetulus migratorius (Pallas, 1773)    英名:Gray hamster ,  Armenian hamster
  異名:アルメニアンハムスター、ハイイロハムスター 
  分布:南東ヨーロッパ〜中国北西部、モンゴル
  身体:頭胴長108.0-120.0mm, 尾長28.0-35.5mm,
     体重37.0-48.6g
  妊娠期間=19±1日
  産児数:1〜10匹、平均5.1頭(210産)
  染色体数:2n=22
  起源:オリエンタル酵母工業→宮医大(1995)・・F9

 アルメニアンハムスターは、マウスのミエローマと融合し、ハムスターのモノクローナル抗体を産生する事で注目を集めています。チャイニーズハムスターより大型で、背中に黒条はありません。チャイニーズハムスターと同様の雌雄混合飼育法で育てた雌雄を同居させれば、闘争も無く順調に出産育児します。しかし、雌雄を別々に飼育する(番を一時期個別飼育した場合でも)と同居時に雌が雄を攻撃し、ほとんどの場合雄が食殺されてしまいます。


6. オオキヌゲネズミ Tscherskia triton (de Winton, 1899) 
  英名:Greater long-tailed hamster, Rat-like hamster
  異名:キヌゲネズミ、トリトン 
  分布:ウスリー、中国北東部〜韓国
  身体:頭胴長167.0-184.5mm,
     尾長90.0-107.0mm,
     体重110.0-174.0g
  妊娠期間=20±1日
  産児数:1〜9匹、平均3.6頭(94産)
  染色体数:2n=30〜32
  起源:名大環境研→ 宮崎医大(1992)・・・F5
     中国黒竜江省→宮崎医大(1994)・・F3

 生きているネズミが最初に日本に渡来したのは1973年で、韓国江原道で捕獲された雌雄各1頭です(土屋・元、1976)。その後、名古屋大学環境医学研究所の織田銑一博士が中国吉林省で捕獲して持ち帰り、繁殖した個体が1992年に宮崎医大に導入されました。さらに、動物商が輸入した中国黒竜江省産の野生の10番を直接宮崎医大に送付されたものが飼育されています。本種は大型でラットに良く似た顔つきをしていますが、尾の長さはラットの半分くらいです。


7. ゴールデンハムスター Mesocricetus auratus (Waterhouse, 1839)
  英名:Golden hamster , Syrian hamster
  異名:シリアンハムスター
  分布:シリア
  身体:頭胴長158.0-181.0mm, 尾長21.0-28.5mm, 体重134.0-210.0g
  妊娠期間=15±1日
  産児数:1〜15匹、平均7.8頭(171産)
  染色体数:2n=44 
  起源:成和実験動物→宮医大(1995)・・・・・・・・・・・F5


引用文献:省略(下記の*土屋の論文をご請求下さい)。

謝辞:この研究の一部は平成7・8年度文部省科学研究費試験研究(B)「発生工学的手法等によるキヌゲネズミ科動物のSPF化研究」(代表長崎大学の佐藤浩先生)により行われました。また第13回九州実験動物研究会(1995)で発表しました。佐藤浩先生、名和行文施設長、岡田忠夫博士、土屋征子技能補佐員、織田銑一博士に感謝します。

* 土屋公幸(1997) 新しい実験動物の素顔「ハムスター類」. 日本実験動物技術者協会九州支部報, 21, pp. 30-36,


ゴールデンハムスターのtype標本

 本種は、シリアのアレッポで捕獲されベイルート博物館に保管されていた雌の標本について1839年にウォーターハウスによって命名記載された。1930年にシリアのアレッポ郊外でアハロニイ氏(Department of Zoology, Hebrew University, Jersalem)によって1雌と12匹の子どもが捕らえられ#、パレスチナにおいて12,000匹以上に増殖された。1931年に2番がアドラー博士によって英国のヒンドリ博士に送られ、繁殖されたものが世界中に配布されました(E. Hindle, 1949, UFAW Handbook, p.196) 。

#8匹が1930年7月にヘブライ大学寄生虫学教室で飼育されたが4匹が逃げてしまい、残った雌3匹と雄1匹の内の雌1匹は雄に殺された。世界中のゴールデンハムスターはこの2匹の雌と1匹の雄がもとになっている(S. Adler, 1948, Nature, 162:256-257)。

Mesocricetus auratus (Waterhouse, 1839). Proc. Zool. Soc. Lond., 1839:57.
Golden Hamsterのtype 標本;英国自然史博物館所蔵、B.M. 55.12.24.120 ♀, 
Loc. Aleppo, Syria no.1119a,
Coll. Zool. Soc. Mus., Louis Fraser Zoologia typica, 1849,
Am. Mag. NH, 1846, p445., Zoo. Mus Skull book No. 632(S531A)


注意 mVm (Jounal of Modern Veterinary Medicin)の1998.9. の「エキゾチックアニマルの臨床、ハムスター臨床前の豆知識」の中の p.31-32(ジャンガリアンハムスター、チャイニーズハムスター全文およびクロハラハムスター以外の囲み記事;性格は除く) は上記論文の剽窃です。このホームページは*上述の日本動物実験技術者協会九州支部報, 21, 30-36, 1997、新しい実験動物の素顔「ハムスター類」を公開しているもので、著作権は日本動物実験技術者協会九州支部および土屋公幸にあります。mVm の著者は全く無断で自分の著作として発表しています(ゴールデンハムスター本文もJ.McKAY, 1991. HAMSTERS, PP.11-19, Blandford, Londonからの翻訳剽窃です)。


 

 


下記は、2000年1月7日に発行された
アニファ2月号別冊「ハムスター(保存版)」58頁の記事です.

ジャンガリアンハムスターとキャンベルハムスターの区別は?

1999.11.13  土屋公幸

 ドワーフハムスターは3種が知られています.それらの中で最もポピュラーなジャンガリアンハムスターは、通常2種に分類されていますが、我が国では名前が混乱しています。ジャンガリアンハムスターの名前は、もともと中国のジュンガル盆地に生息するためにつけられましたが、実際にはもう少し北に分布していてジュンガル盆地には分布していません。
 そこで、混乱した名前を正しく理解するために、アメリカの哺乳類学会が発行しているMammalian Speciesにパトリシア・ロスさんが書いた論文を元に、両者の区別点を示します.

 シベリアンハムスター
 Phodopus sungorus
 
西シベリアから東カザフスタンと、ロシアのエニセイ川付近のハキシ・ミムシンスクステップに分布しています.
 我が国では一般にジャンガリアンハムスターと呼んでいる種類です.顔の毛が短くてなめらかで小さく見え、耳が大きく、身体が少し大きく背面の黒条が太くてはっきりしていて頭から尾の付け根まであります.身体を横から見ると背側の灰色の毛と腹側の白い毛の境界が暗黒色で、頭より腰が高く見えます。一般に気性の荒いのがシベアンハムスターです。毛色に変化が多く、アルビノやパールなど毛色の変わったのが沢山市販されています。ただし、ハキシやミムシンスクのステップに分布する個体は、毛色が薄くて次のジャンガリアンハムスターに似ています.そして、本種は冬になると(短日条件で飼育すると)ノウサギのように白く毛変わりします.野生では純白になるそうです.

 ジャンガリアンハムスター
 Phodopus campbelli

 モンゴルと中国の内モンゴル、黒竜江省などに分布しています.
 一般にはキャンベルハムスターと呼ばれている種類です.小型で背面の黒条が細くて頭の部分や尾の付け根まではありません.耳はやや小さく、顔は毛が長くて大きく見え、おとなしいのがジャンガアンハムスターです。夏の毛色はシベリアンハムスターより明るく、身体を横から見ると、背と腹の境界の暗色部分が無くて、少し黄色味を帯びています.また、頭と腰の高さが同じか腰がやや低くて長方形に見えます。そして、冬になっても白く毛変わりしません.

 両種の交雑
 一般にはキャンベルハムスター(P. campbelli)の雄とジャンガリアンハムスター(P. sungorus)の雌の組み合わせでは、子どもが産まれないと言われています.また、時には妊娠した雌が死んでしまうとも言われています.この逆の組み合わせでは子は産まれるが、その子には繁殖力がないといわれています.もし、これが事実で有れば、外見では区別しにくい両方の種が全く別な種と言うことになります.我が国のペットの仲間入りをして、ブームを呼んでいるドワーフハムスターの名前くらい、正しい名前で呼んで上げて欲しいものです.


アニファ別冊 ハムスター保存版 <正誤表>

2000年1月7日に発行されたアニファ2月号別冊

この雑誌のデータには誤りが多いので正誤表を作ってみました.

           誤    正
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p.50  ゴールデンハムスター Mesocricetus auratus
     妊娠期間 約16日→15〜16日
     全長 オス18.2cm→ 頭胴長150〜170mm、尾長21〜27mm
        メス19.2cm→  〃 155〜180mm、 〃 23〜28mm
     体重 オス85〜130g→ 140〜195g
        メス95〜150g→ 140〜230g

p.56  ジャンガリアンハムスター Phodopus sungorus
     妊娠期間 18〜30日→18〜19日
     全長  オス7〜11.3cm
         →オス 頭胴長98〜105mm、尾長13〜14mm
         →メス  〃 95〜105mm、 〃 12〜14mm
     体重 オス39〜44g→28〜44g
        メス32〜37g→26〜38g
     Caractor;・・野生下では冬眠するのに→「削除」この仲間は冬眠はしない.
両種の交雑:シベリアンハムスターとジャンガリアンハムスター→名前(和名)が逆です。

p.59  キャンベルハムスター Phodopus campbelli
     妊娠期間 18〜30日→18〜19日
     全長 オス7.0〜11.3cmmm→ 頭胴長81〜94mm、尾長11〜13.5mm
        メス         →  〃  81〜88mm、 〃 11〜13mm 
     体重 オス39〜44g→ 26〜40g
        メス32〜37g→ 23〜35g     

p.62  ロボロフスキーハムスター Phodopus roborovskii
     妊娠期間 18〜30日→18〜19日

p.64  チャイニーズハムスターCriceturus gliceus
     妊娠期間 約20日→19〜20日
      全長 オス10.5〜11.5cm→ 頭胴長100〜115mm、尾長30〜32mm
         メス 9.0〜10.5cm→ 〃 95〜105mm、 〃 28〜32mm
      体重 オス35〜41g→30〜38g
         メス28〜34g→26〜30g

p.66  クロハラハムスター Cricetus cricetus
      妊娠期間 18〜21日→15〜17日
      全長 20〜34cm→ 頭胴長100〜115mm、
      尾長  4〜 6cm→25〜65mm
      体重 100〜900g→250〜600g

p.68  ブラントハムスター Mesocricetus brandti

p.68  タビキヌゲネズミ Cricetulus migratorius
      妊娠期間 14〜15日→18〜19日
      全長  15〜18cm→ 頭胴長100〜115mm、
      尾長 2〜 3mm→28〜38mm
      体重 130〜210g→30〜63g

p.69  オオキヌゲネズミGreater long-taild hamster 
        →ココの説明は全文間違いですが写真はキヌゲネズミです。キヌゲネズミTscherskia triton についてはこの{新しい実験動物の素顔「ハムスター類」}を参照してください。

p.69  ニュートンハムスター Mesocricetus newtoni
      妊娠期間 16〜18日→15〜16日

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